みなさんこんにちは。Akiです。
今回は、2025年3月〜4月頃に株式市場が大きく下落したとき、私が実際にどのように投資を続けていたのかを振り返ってみます。
当時の私は、
日本株、投資信託、VYM、持株会、401k、不動産など、複数の資産へ分散して投資をしていました。
株価が下がれば、当然ですが評価益も減っていきます。
ただ、当時の自分を振り返ってみると、
「資産が減って怖いから売ろう」
とはほとんど考えていませんでした。
むしろ、
「同じ金額を積み立てれば、安くなった分だけ口数を多く買えるな」
という感覚の方が強かったと思います。
私はもともと短期売買よりも、長期保有を前提に資産形成をしていました。
そのため、相場が下落したからといって投資方針そのものを変更することはせず、普段続けていた積立をそのまま継続しました。
結果として、下落相場の中で購入した日本株の中には、現在も保有を続けている銘柄もあります。
今振り返ると、2025年の下落局面は、
「辛かった相場」というより、「結果的には買い場だった相場」
だったと感じています。
この記事では、当時実際に行ったこと、あえてやらなかったこと、そして1年以上経った今だから思う下落相場との向き合い方について紹介します。
下落相場でも積立はそのまま続けた
2025年3月〜4月に株価が下落したときも、私はそれまで行っていた積立を基本的に変更しませんでした。
当時積み立てていたのは、
VYMとオルカンにそれぞれ毎月10万円、持株会に2万円、401kに3万円などです。
下落相場になると、
「もっと下がるかもしれないから、一旦積立を止めた方がいいのでは?」
と考える人もいると思います。
ただ、私の場合は逆でした。
毎月同じ金額を投資するのであれば、価格が下がった方が購入できる口数は増えます。
そのため、
「下がっているなら、むしろ同じ金額でたくさん買える」
と考えていました。
もちろん、その後さらに株価が下がる可能性もあります。
底値がどこなのかは分かりません。
だからこそ私は、相場を予想して積立額を頻繁に変更するのではなく、
それまで続けていたことを、そのまま続ける
という選択をしました。
今振り返っても、この判断は間違っていなかったと思っています。
下落相場だから何か特別なことをするのではなく、
自分で決めた投資ポリシーを守ること。
これが当時も今も、私の基本的な考え方です。
下落相場でも狼狽売りをしなかった理由
株価が大きく下がると、
「これ以上下がる前に売った方がいいのでは?」
と考えてしまうこともあると思います。
ただ、2025年の下落局面では、私は保有している投資信託やETFを売却しようとはほとんど考えませんでした。
理由は単純で、
普段の生活で、そのお金を使う必要がなかったからです。
投資している資金とは別に生活費を確保していたため、株価が下落したからといって現金化する必要はありませんでした。
もともと長期保有を前提として投資しているので、
「評価額が下がったから売る」
という判断をすると、自分で決めた投資方針から外れてしまいます。
そのため、
- 投資信託
- VYM
- 持株会
- 401k
などについては、基本的に何も変更せず、そのまま積立を継続しました。
以前は株価が下がると証券口座を何度も確認していた時期もありました。
しかし、小さな下落を何度か経験するうちに、徐々に値下がりそのものが気にならなくなってきました。
現在では、
「下がったけど、そのうちまた増えるでしょう」
くらいに考えることが多くなっています(笑)
もちろん、必ず株価が元に戻るという意味ではありません。
だからこそ、短期的な値動きだけで売買するのではなく、
自分が長期保有したいと思える資産を持つこと
が大切だと感じています。
下落相場で一番避けたいのは、相場が下がったことだけを理由に、それまでの投資方針を変えて不要な売却をしてしまうことだと思っています。
日本個別株はむしろ組み替えた
一方で、日本の個別株については何もしなかったわけではありません。
2025年の下落局面では、一部の銘柄を売却し、以前から欲しいと思っていた銘柄へ組み替えました。
当時まで保有していた日本株の中には、キャピタルゲインを狙って購入していた銘柄もありました。
その中で利益が出ていたものを一部売却し、
配当+株主優待を合わせて利回り5%前後
を一つの目安として、長期保有を前提にした銘柄へ資金を移しました。
私は日本の個別株では、値上がり益だけでなく配当や株主優待を受け取りながら長期保有する銘柄も持っています。実際に約2年間保有している銘柄については、「OCHIホールディングス(3166)を2年保有して感じたこと|配当+株主優待で長期保有中」で、購入理由や保有して感じたことをまとめています。
私の場合、年齢を重ねるにつれて、
「値上がりしたら売る株」よりも、「持っているだけで配当や優待を受け取れる株」
の方が自分の投資スタイルに合っていると感じるようになっていました。
そこに下落相場が重なり、以前から欲しいと思っていた銘柄の株価も下がってきました。
そのため、
「今なら長期保有したい株を、比較的良い価格で買えるかもしれない」
と考えて組み替えを行いました。
このとき購入した日本株の中には、現在も継続して保有している銘柄がいくつかあります。
今振り返ると、2025年の下落相場でやって良かったことの一つは、この日本株の組み替えだったと思っています。
ただし、
「株価が大きく下がったから、とりあえず買う」
という考えではありません。
以前の投資初心者だった頃の自分であれば、長期チャートと短期チャートだけを見て、
「かなり下がったからそろそろ上がるだろう」
と考え、現金をかき集めて短期的なキャピタルゲインを狙っていたと思います。
おそらく、それで失敗する銘柄もあったでしょう(笑)
現在は、
「下がったかどうか」よりも、「この価格なら長期保有したいか」
を考えて購入するようになりました。
分散していたから、すべての資産が同時に下がったわけではなかった
2025年当時、私は資産を一つの投資先に集中させていたわけではありませんでした。
主に、
- 現金
- 日本個別株
- 持株会
- 投資信託
- VYM
- 401k
- 不動産
などに分けて保有していました。
株価が下落すれば、当然、日本株や投資信託などの評価額は下がります。
ただ、すべての資産が同じタイミングで同じように下落するわけではありません。
この分散は、結果的に下落相場でも役に立ったと思っています。
当時は不動産も比較的購入したばかりで、購入時にかかった諸経費などもまだ回収できていなかったため、
「株価が下がっても家賃収入があるから安心」
とまでは考えていませんでした。
不動産は不動産、株式は株式というように、ある程度切り離して考えていました。
それでも、資産全体を見れば一つの値動きだけに左右される状態ではなかったことは、精神的にもプラスだったと思います。
2025年5月頃に総資産を改めて集計したときも、
「こんな相場でも意外と資産は増えるんだな」
くらいの感覚でした。
日々の株価だけを見ていると、「かなり減った」と感じる場面もあります。
ただ、資産全体で見ると、毎月の給与からの積立や持株会、401k、不動産なども含めて少しずつ積み上がっています。
この経験から、私は以前よりも日々の値動きを気にしすぎなくなったと思います。
資産が増えるにつれて、下落相場が気にならなくなってきた
2025年の下落局面を経験した後も、私は投資を継続しました。
その後、総資産は3,000万円、4,000万円と増えていきました。
資産額が大きくなれば、同じ10%の下落でも金額としては大きくなります。
それでも、以前より株価下落への怖さは小さくなりました。
現在では相場が少し下がっても、
「まあ、どうせまた増えるでしょう」
と思うことが多くなっています(笑)
これは楽観的になったというより、これまで小さな下落を何度か経験し、
「下落したからといって、すぐに投資方針を変える必要はない」
という感覚が身についてきたからだと思います。
以前は下落すると、
「どこまで下がるんだろう」
と考えることもありました。
今はそれよりも、
「この下落で、長期保有したい資産を追加購入できないか」
と考えることの方が増えました。
もちろん、すべての下落が買い場になるわけではありません。
企業の業績が悪化しているのか、単純に市場全体が下がっているのかによっても判断は変わります。
そのため、現在はただ「安くなったから買う」のではなく、
利回りや保有目的を確認して、長期で持てるものだけを検討する
ようにしています。
資産額が1,000万円、2,000万円、3,000万円、4,000万円と増える中で、投資や仕事、お金に対する感覚も少しずつ変わってきました。節目ごとの心境の変化は、「資産1000万円・2000万円・3000万円・4000万円|増えるたびに心境はどう変わった?」で詳しく振り返っています。
今また20〜30%下落したらどうする?
もし今、日経平均やS&P500などが20〜30%下落したらどうするか。
おそらく私は、追加購入を検討すると思います。
現在は不動産用として確保している現金が約300万円あるため、そのうち200万円程度までであれば、一時的に投資へ回すことも考えると思います。
ただし、
「20%下がったから200万円分を全部買う」
というような買い方はしません。
下落した後も、さらに株価が下がる可能性はあります。
そのため、
- 配当利回りは十分か
- 長期保有したいと思える企業・ETFか
- 下落理由に問題はないか
- 数年保有してもいいと思えるか
などを確認しながら、少しずつ購入を検討すると思います。
2025年の下落を経験して感じたのは、
「下がったから買う」のではなく、「欲しかった資産が、自分の納得できる価格まで下がったから買う」
という考え方の方が、自分には合っているということです。
以前の私なら、
「こんなに下がったから、そろそろ反発するだろう」
という感覚だけで日本株を買い、短期的な値上がりを狙っていたと思います。
現在はキャピタルゲインだけではなく、配当や長期保有まで考えて購入するようになりました。
海外赴任中の今は「買いたいのに買えない」方がストレス
一方で、2026年現在は海外赴任中です。
日本にいた頃と違い、現在は日本の証券口座で新しく投資できる範囲に制約があります。
そのため、もし今大きな下落相場が来たら、
「怖い」よりも「買いたいのに買えない」
というストレスの方が大きいと思います。
実際、円高・ドル安へ動く場面を見ると、
「VYMを追加購入したいな」
と思うことがあります。
以前であれば、そのタイミングで証券口座を開いて購入を検討できました。
現在はそれが簡単にできないため、結果として現金比率も以前より高くなっています。
ただし、これは2025年の下落を経験して「現金を多く持とう」と考えるようになったわけではありません。
単純に、現在は投資できる選択肢が限られているため、結果として現金が増えている
という状態です。
日本へ戻り、再び自由に投資できる環境になったときには、その時の資産状況や相場を見ながら運用方法を改めて考えたいと思っています。
下落相場で一番避けたいのは不要な売却
長期投資を前提にしている人にとって、下落相場で一番避けたいことは、
株価が下がったという理由だけで、それまで保有していた資産を売ってしまうこと
だと私は考えています。
もちろん、
企業の前提条件が変わった、投資目的が変わった、生活資金が必要になった、
といった理由があれば売却することもあると思います。
ただ、
「怖くなったから売る」
という判断は、できるだけ避けたいです。
下落相場では何か特別な行動をしなければならないように感じますが、私が2025年に実際にやったことはとてもシンプルでした。
それまで続けていた積立を、そのまま続ける。
基本的にはこれだけです。
VYMもオルカンも、持株会も401kも、相場が下がったからといって止めませんでした。
結果として、安い価格でより多くの口数を購入できた期間になりました。
2025年の下落相場は、結果的には「買い場」だった
今振り返ると、2025年の下落相場は、
「辛かった相場」ではなく、「結果的には買い場だった相場」
という印象です。
特に、日本個別株では以前から欲しかった銘柄を購入することができ、その中には現在も保有しているものがあります。
もちろん、当時は将来どうなるか分かりませんでした。
株価がさらに下落する可能性もありましたし、結果論の部分もあります。
それでも、下落したから慌てて投資方針を変えるのではなく、
自分で決めた方針を守りながら投資を続けた
という経験は、その後の資産形成にもつながっていると思います。
下落相場を経験するたびに、以前ほど値動きが気にならなくなってきました。
資産が3,000万円、4,000万円と増えてからも、その考え方は大きく変わっていません。
まとめ|下落相場では、自分の投資ポリシーを継続する
2025年の下落相場を振り返って、今の自分から当時の自分へ一言伝えるなら、
「特に気にせず、自分で決めた投資ポリシーを守りながら続けろ」
です。
相場が上がっているときには強気になり、下がると怖くなる。
投資をしていれば、これからも何度も同じことが起こると思います。
だからこそ、相場が動くたびに投資方針を変えるのではなく、
「なぜこの資産を持っているのか」
「どれくらいの期間保有するのか」
「自分は何のために投資しているのか」
を事前に決めておくことが大切だと感じています。
私の場合は、長期で資産を増やしていくことが目的です。
私が長期で資産形成を続けている理由の一つが、40歳でFIREという選択肢を持つことです。現在の資産状況とFIREを目指す理由については、「30歳で資産4,000万円|それでもFIREを目指す理由」でまとめています。
そのため今後また大きな下落相場が来ても、
焦らず、不要な売却をせず、今まで続けてきたことを続ける。
そして、本当に長期保有したい資産が安くなっているのであれば、追加購入も検討する。
これが現在の私の下落相場との向き合い方です。
株式投資は、私にとって本業以外の収入・資産形成を支える大きな柱の一つです。現在は株式だけでなく、不動産やブログにも柱を広げています。実際に収入源を増やしてきた考え方は、「会社員が収入の柱を増やす|本業・株式投資・不動産・ブログを続けて感じたこと」でまとめています。
Aki


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