みなさん、こんにちは。Akiです。
20代から資産形成を続け、現在は金融資産や不動産などを含めて、資産4,000万円前後まで増えてきました。
資産形成の記事を読んでいると、
「1,000万円貯まると人生が変わる」
「3,000万円を超えると精神的に楽になる」
「資産が増えるとお金を使えるようになる」
といった話をよく見かけます。
では、実際にはどうだったのか。
自分の場合、資産額が増えるたびに生活が豪華になったわけではありません。
今でも日本にいれば半額になった弁当を普通に買います(笑)。
一方で、
投資への考え方
仕事への向き合い方
旅行や人へのお金の使い方
FIREに対する現実味
は、少しずつ変わってきました。
今回は、
資産1,000万円
資産2,000万円
資産3,000万円
資産4,000万円
という節目ごとに、自分の心境がどう変わったのかを振り返ってみます。
あくまで自分自身の経験ですが、これから資産形成を続ける人にとって、一つの参考になれば嬉しいです。
現在の資産状況や、なぜ40歳FIREを目指しているのかについては、「30歳で資産4,000万円|それでも40歳FIREを目指す理由」で詳しくまとめています。
資産1,000万円|投資の威力を初めて実感した
自分が資産1,000万円を超えたのは、2024年の春頃だったと思います。
意外にも、
「ついに1,000万円達成した!」
という大きな感動はありませんでした。
ただ、この頃から明確に変わったことがあります。
それが、
「これから資産をどう持つか」
を考えるようになったことです。
200万円から本格的な資産形成をスタート
自分が本格的に株式投資を始めたのは2022年頃。
当時の資産は、まだ200万円程度でした。
そこから給与収入を投資へ回しながら資産形成を続け、約2年で1,000万円を超えました。
もちろん、この期間には株価の変動や給与からの入金など、いろいろな要因があります。
それでも、
「資産形成を続けると、こんなスピードで数字が変わっていくんだ」
と感じたのを覚えています。
この頃は、純粋に投資すること自体も楽しかったです。
1,000万円を超えて不動産投資を始めた
そして資産1,000万円を超えた頃、
株式だけでなく、将来のポートフォリオをもう少し広げたい
と考えるようになりました。
そこで興味を持ったのが不動産投資です。
最初に購入したのは、中古戸建でした。
自分にとって1,000万円という節目は、
「貯める・株を買う」だけだった資産形成から、資産全体の構成を考え始めたタイミング
だったと思います。
生活そのものが変わったというより、
資産形成の視野が広がった
という変化の方が大きかったです。
株式投資だけでなく不動産へ広げた理由や、サラリーマン大家を始めた経緯については、「私がサラリーマン大家になったワケ」でまとめています。
資産2,000万円|資産形成が日常になった
1,000万円に続いて2,000万円を超えた時も、意外とあっさりしていました。
この時期は株価の上昇も重なり、個人的には1,000万円から2,000万円までが思っていたより早く進みました。
そのため、
「2,000万円まで来た!」
という達成感よりも、
「このまま続けていけば、さらに増えていきそうだな」
という感覚の方が強かったと思います。
2,000万円まではFIREもまだ「夢」
この頃もFIREは目標として持っていました。
ただ、
「本当に働かなくてもいい状態を作れる」
というほどの現実味は、まだありませんでした。
資産2,000万円は大きな金額です。
それでも、自分が将来的にやりたい生活やFIREを考えると、
まだ途中
という感覚でした。
一方で、1,000万円の頃と比べると、
資産形成そのものが特別な行動ではなく、日常になってきた
時期でもあります。
給与が入ったら投資する。
資産が増減しても、淡々と続ける。
次の節目を目指す。
そんな状態になっていました。
資産3,000万円|「仕事を選べるかもしれない」と思い始めた
自分にとって、2,000万円から3,000万円は少し長く感じました。
なかなか3,000万円を超えられなかったこともあり、到達した時は1,000万円や2,000万円の時より嬉しかったのを覚えています。
一方で、今までにはなかった感情も出てきました。
それが、
「せっかく3,000万円を超えたのに、また割ってしまうのではないか」
という不安です。
株式を多く保有していれば、相場次第で資産額は普通に上下します。
そのため3,000万円を超えた直後は、増えた喜びと同時に、
「この数字を維持したい」
という気持ちも少しありました。
3,000万円から仕事に対する感覚が変わった
ただ、自分にとって3,000万円で一番大きかった変化は、資産額そのものではありません。
仕事に対する精神的な余裕
でした。
当時の年収は約750万円。
もし今の仕事を辞めたり、転職によって年収が400万円程度まで下がったとしても、
投資に回す金額を減らし、資産から得られる収入も組み合わせれば、今と大きく変わらない生活はできるのではないか
と思えるようになりました。
もちろん、3,000万円あれば一生働かなくていいという意味ではありません。
ただ、
「今の仕事を何が何でも続けなければ生活できない」
という感覚はかなり薄くなりました。
自分にとってこれは大きな変化でした。
資産形成の価値は、
高級品を買えるようになることだけではなく、仕事や人生の選択肢を増やすこと
なのかもしれない。
そう感じ始めたのが3,000万円前後です。
3,000万円に初めて到達した当時の率直な感想は、「29歳アッパーマス層到達」にそのまま残しています。
FIREが「夢」から少し現実的になった
2,000万円くらいまでは、自分にとってFIREはまだ遠い夢でした。
しかし3,000万円を超えたあたりから、
「最低限、働くことへの依存度をかなり下げられる状態は作れるかもしれない」
と思うようになりました。
完全に仕事を辞めるかどうかは別として、
働く量を減らす
収入が下がっても好きな仕事を選ぶ
やりたいことに時間を使う
といった選択肢が現実的に見え始めました。
自分にとって3,000万円は、
資産額よりも、人生の自由度を意識し始めた金額
だったと思います。
資産4,000万円|資産額そのものを気にしなくなってきた
そして現在、資産は4,000万円前後まで増えてきました。
意外ですが、4,000万円に近づいた時も感想はかなりあっさりしていました。
3,400万円くらいを超えた頃から、
「大きな変動がなければ、もう3,000万円を大きく割ることはあまり意識しなくていいかな」
と思うようになったからです。
もちろん資産は相場によって上下しますし、将来どうなるかは分かりません。
それでも、
「このまま資産形成を続ければ、1億円という目標にも一度は到達できるかもしれない」
と具体的に考えられるようになりました。
その結果、最近は以前ほど毎日の資産額を気にしなくなっています。
資産が増えるにつれて、相場の下落に対する感じ方も少しずつ変わってきました。実際に2025年の下落局面では、積立を止めたり慌てて売却したりせず、これまでの投資方針を続けています。そのときの行動や考え方は、「株価下落時はどうする?|2025年の下げ相場で実際にやったこと・やらなかったこと」で詳しくまとめています。
FIREの先にある夢まで考えられるようになった
4,000万円に近づいてからは、FIREだけではなく、
「その先で何をしたいか」
まで想像するようになりました。
例えば、自分にはいつかポルシェに乗りたいという夢があります。
以前は、
「いつか乗れたらいいな」
くらいでした。
でも今は、
資産形成を続ければ、FIREと趣味の両方を成立させられるかもしれない
と具体的に考えられるようになってきました。
資産額が増えたことで豪華な生活になったというより、
将来できることの解像度が上がった
という感覚の方が近いです。
それでも普段の生活はほとんど変わらない
面白いことに、資産が200万円から4,000万円前後まで増えても、日常生活はそこまで変わっていません。
日本にいる時なら、今でもスーパーで半額になった弁当を普通に買います(笑)。
服や食事、普段の買い物についても、
「資産が増えたから高いものを選ぼう」
とはあまりなりませんでした。
一方で、お金を使いやすくなった分野はあります。
家族や部下との食事
旅行
自分が本当に好きな趣味
です。
家族や部下との食事なら、自分が払ってもほとんど後悔しません。
昔は休みが取れても、
「旅行するとお金が減るから今回はやめよう」
という選択をすることがありました。
今は、
「休みが取れたなら行こう」
と思えるようになりました。
特に3,000万円前後から、1泊2日の小旅行程度ならほとんど躊躇しなくなったと思います。
30歳で買ったロレックスは少し特別だった
趣味へのお金の使い方は、資産が少ない頃からあまり変わっていません。
好きなものには使う。
そのスタンスは昔から同じです。
ただ、30歳の記念に約300万円のコンビのロレックスを自分のお金で購入できた時は、
「自分でこれくらいの時計を買えるところまで来たんだな」
と少し嬉しくなりました。
単に高い時計を買えたことより、
これまで仕事と資産形成を続けてきた結果として買えた
という感覚の方が強かったと思います。
資産形成を続けながら高級時計も楽しんでいる理由については、「30歳会社員、ロレックス5本を持って思うこと|資産形成していても時計は我慢しない」で紹介しています。
資産が増えるほど「守る」より「攻める」に変わった
資産が増えると、
「減らしたくないから、だんだん守りに入るのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
でも自分の場合は逆でした。
むしろ資産が増えるほど、
「今のうちにもっと増やしておきたい」
という気持ちが強くなりました。
現金比率も少しずつ下げて、株式の保有口数を増やす方向へシフトしています。
もちろん、これは自分がまだ30歳ということも大きいです。
もし相場が大きく下がったとしても、
「最悪、まだ働けば何とかなる」
と思えるからです。
資産が増えたことで、
守らなければならないものが増えた
というより、
多少のリスクを取っても立て直せる余裕ができた
という感覚の方が近いです。
資産1,000万円・2,000万円・3,000万円・4,000万円で変わったこと
ここまで振り返ってみると、自分の中ではそれぞれの金額にこんな違いがありました。
資産1,000万円
投資の威力を実感し、株式だけでなく不動産も含めて資産全体を考え始めた。
資産2,000万円
資産形成が日常になり、淡々と投資を続けられるようになった。ただ、FIREはまだ遠い夢だった。
資産3,000万円
仕事への精神的な依存が下がり、「年収が下がっても何とかなるかもしれない」と思えるようになった。FIREも少しずつ現実的な選択肢になった。
資産4,000万円
資産額そのものを以前ほど気にしなくなり、1億円やFIRE、その先にある夢まで具体的に想像できるようになった。
自分の場合、資産が増えることで一番変わったのは、
生活水準ではなく、考えられる選択肢の数
だったと思います。
今の自分から、それぞれの時期の自分へ
もし今の自分から、それぞれの資産額だった頃の自分へ一言ずつ伝えるなら、こんな感じです。
資産1,000万円の自分へ
自分を信じて、そのまま突き進め。
投資を続けていいのか、不動産まで始めていいのか。
迷うこともありましたが、ここから資産形成が一気に面白くなっていきました。
資産2,000万円の自分へ
まだ途中。自分を信じてそのまま続けろ。
2,000万円になると大きな金額には見えますが、自分にとってはまだFIREが遠く感じていた時期です。
それでも淡々と続けたことが、次につながりました。
資産3,000万円の自分へ
ここを超えれば、かなり楽になる。
資産額そのものよりも、
「仕事で何かあっても人生が終わるわけではない」
と思えるようになったことが大きかったです。
3,000万円は、自分にとって精神的な意味がかなり大きい節目でした。
現在はインド赴任中ですが、海外赴任中の給与・積立・投資をどう考えているかは、「海外赴任中の資産形成」で詳しくまとめています。
資産4,000万円の今へ
気を抜かずに頑張ろう。
資産が増えて安心感はかなり出てきました。
でも、自分が目指しているのは4,000万円ではありません。
40歳までのFIRE。
1億円という資産目標。
そして、その先で自分の時間をどう使うか。
まだ途中です。
結論|資産が増えて変わったのは「生活」ではなく「自由度」
200万円程度から本格的な資産形成を始め、1,000万円、2,000万円、3,000万円、そして4,000万円前後まで来ました。
振り返ってみると、
資産が増えれば増えるほど生活が豪華になる
ということはありませんでした。
今でも安いものを選びますし、普段の生活はかなり質素です。
一方で、
家族や大切な人にお金を使う
休みが取れたら旅行へ行く
好きな趣味を楽しむ
仕事の収入だけに依存しない
FIRE後の人生を具体的に考える
といったことは、以前よりずっとしやすくなりました。
自分にとって資産形成の一番大きな意味は、
お金持ちになることではなく、人生の選択肢を増やすこと
なのだと思います。
自分がなぜ資産形成を続けているのか、その根本にある考え方については、「なぜ投資をするのか?―夢を語ろう―」で書いています。
資産3,000万円を超えた頃から、
「今の会社で働き続けなければ生活できない」
という感覚はかなり薄くなりました。
そして4,000万円に近づいた今は、
「FIREできるか」だけでなく、「FIREしたあと何をしたいか」
まで考えられるようになっています。
まだ目標の途中ですが、
資産が増えるほど、お金そのものより、そのお金でどんな人生を選べるかを考えるようになった。
これが、今の自分にとって一番大きな心境の変化です。
資産形成の途中では株価が大きく下がる局面も経験しました。2025年の下げ相場で実際に何をして、何をしなかったのかは、「株価下落時はどうする?|2025年の下げ相場で実際にやったこと・やらなかったこと」で振り返っています。
Aki


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