インド赴任1か月|ムンバイで実際に暮らして感じたこと

海外駐在・インド生活

みなさん、こんにちは。Akiです。
インド・ムンバイへ赴任してから、ちょうど1か月が経ちました。

赴任前は、衛生面や治安、英語でのコミュニケーションなど、不安に感じることがたくさんありました。

実際に生活を始めてからも、現地SIMが使えなかったり、食事に苦労したり、家では虫や排水周りのトラブルがあったりと、最初の1か月だけでも色々なことがありました。

一方で、少しずつ仕事や生活にも慣れ、最近では仕事から帰って自炊をしたり、休日にムンバイを散策したりと、ようやく日常を楽しめる余裕も出てきました。

この記事では、インド・ムンバイで実際に1か月生活して感じたことを、仕事・食事・生活・英語などの面から振り返ってみます。

これからインドへ赴任する方や、海外赴任を考えている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

※海外赴任が決まってから出国までに準備したことについては、前回の記事「海外赴任前にやることリスト|インド赴任で実際に準備したこと」で詳しくまとめています。

  1. 赴任前に感じていた不安と、実際に住んでみた印象
    1. 治安は想像していたより良かった
    2. ムンバイは想像以上に都会だった
    3. 買い物はBlinkitが想像以上に便利
    4. 「全く生活できない場所」ではなかった
  2. ムンバイでの普段の生活
    1. 通勤はドライバー付き
    2. 休日はプチ観光とカフェ
    3. 家は想像以上にトラブル続き
    4. 家事は便利なサービスに頼る予定
    5. 自炊を始めて、ようやく生活が整ってきた
  3. 一番苦労したのは食事だった
    1. 赴任直後はほぼカップ麺生活
    2. インド料理は「食べられない」というより、まだあまり挑戦していない
    3. 日本食をほぼ毎日食べていた
    4. 航空便が届いて、ようやく自炊を開始
    5. 日本の調味料は意外と手に入りにくい
    6. 食生活も少しずつ改善してきた
  4. 仕事と英語|最初は理解するだけで精一杯だった
    1. 日本では「なんとなく」で伝わっていた
    2. 最初は相手の英語を理解するだけで精一杯
    3. 一番苦手なのは電話
    4. ChatGPTや翻訳ツールは仕事でかなり使っている
    5. 完璧な英語じゃなくても仕事はできる
  5. 最初の1か月はトラブルの連続
    1. 一番不安だったのは現地SIMが使えなかったこと
    2. 食事も想像以上にストレスだった
    3. 仕事は「最初の指示を出すまで」が大変だった
    4. FRROは到着直後には少しハードルが高かった
    5. 住居では排水周りのトラブルに苦戦
    6. 500ルピー札でも「お釣りがない」
    7. 移動は意外とすんなり慣れた
    8. 結局、過ぎてしまえばほぼ全部笑える
  6. 1か月住んで分かったムンバイの良いところ
    1. Blinkitは日本より便利だと感じることもある
    2. インド人は明るく、話しかけてくれる人が多い
    3. 街には若い人が多く、エネルギーを感じる
    4. 数十ルピーのチャイで「インドに馴染んできた」と感じる
    5. 物価は何でも安いわけではない
    6. 海沿いを歩く時間も気に入っている
    7. インド赴任を受けて良かったと思う
  7. 赴任1か月を終えて|これからやりたいこと
    1. 「仕事に行って、家に帰る」が普通になってきた
    2. 次は食生活をもう少し整えたい
    3. 英語はリスニングと単語力を伸ばしたい
    4. ムンバイ近郊にも出かけてみたい
    5. インド以外の国にも旅行してみたい
    6. 最初の1か月は「インドに慣れる期間」だった

赴任前に感じていた不安と、実際に住んでみた印象

インド赴任が決まった時、一番大きかったのは楽しみよりも不安でした。

→インド赴任が決まった経緯については、以前の記事「インド赴任になりました」でも書いています。

特に不安だったのが、

  • 衛生面
  • 治安
  • 言語

の3つです。

これまでアメリカやオーストラリア、イタリア、フランスなど海外へ行った経験はありましたが、インドで生活するのはもちろん初めてです。

赴任前は、

「本当に普通に生活できるのだろうか」

という気持ちがかなりありました。

治安は想像していたより良かった

実際に1か月生活してみて、一番イメージが変わったのは治安です。

インドというと、デリーでの客引きや詐欺などのイメージが強く、赴任前は一人で街を歩くことにも少し不安がありました。

しかし、自分がこの1か月ムンバイで生活した範囲では、日中に一人で外を歩いていて危険を感じることはほとんどありませんでした。

地下鉄にも一人で乗ってみましたが、個人的にはニューヨークの地下鉄よりも安心して利用できるように感じました。

もちろん海外なので油断はできませんが、赴任前に想像していたほど「常に危険を意識しなければいけない街」という印象ではありません。

ムンバイは想像以上に都会だった

街自体も、想像していたよりかなり都会でした。

綺麗な高層ビルや大型ショッピングモールがある一方で、少し移動すると古い建物や昔ながらの街並みが残っています。

新しいものと古いものが混ざり合っている独特のカオス感は、ムンバイらしいところだと感じています。

大型モールに行けば世界的なブランドも普通に入っており、買い物自体にはほとんど困りません。

ただし、建物がどれだけ綺麗でも、水回りでは日本との差を感じます。

排水の問題なのか臭いが気になることもありますし、トイレットペーパーを流せない場所もあります。

衛生面については、正直なところ気にし始めたらキリがないです(笑)。

最初は一つ一つ気になっていましたが、1か月経って少しずつ慣れてきました。

買い物はBlinkitが想像以上に便利

生活面で良い意味で一番驚いたのが、クイックデリバリーサービスのBlinkitです。

食料品や日用品など、普段必要になるものの多くをアプリから注文でき、早ければ10分程度で自宅まで届けてくれます。

最近も料理をしている途中で、

「砂糖がない!」

と気づいたのですが、Blinkitで注文すると8分ほどで届きました。

この便利さについては、日本よりも便利だと感じる場面があります。

スーパーへ買い出しに行かなくても日用品が揃うため、少なくとも日常生活の買い物については、赴任前に想像していたほど不便ではありませんでした。

「全く生活できない場所」ではなかった

もちろん、日本と比べれば不便なことや戸惑うことはたくさんあります。

特に食事や衛生面では、まだ苦労することもあります。

それでも1か月生活してみて感じているのは、

「苦労はあるけれど、全く生活していけない場所ではなさそう」

ということです。

赴任前は分からないことばかりだったからこそ不安も大きかったですが、実際に一つずつ経験してみると、少しずつムンバイでの生活が普通になってきました。

ムンバイでの普段の生活

赴任して1か月経ち、平日の生活リズムも少しずつ固まってきました。

今の平日は、

起床 → 出勤 → 帰宅 → 自炊 → 就寝

という、かなりシンプルな生活です。

海外赴任というと毎日特別なことが起きるようなイメージもありますが、生活に慣れてくると、少しずつ日本にいた時と同じような「普通の日常」になってきました。

通勤はドライバー付き

通勤については、会社が手配してくれているドライバー付きの車を利用しています。

日本にいた時のように満員電車へ乗ったり、自分で車を運転したりする必要がないため、この点はかなり楽です。

一方で、ムンバイは交通事情があまり良くありません。

道路が混雑する時間帯はかなり渋滞します。

通常であれば30分程度で移動できる距離でも、夕方の帰宅時間になると1時間ほどかかることもあります。

車に乗っているだけなので身体的にはそこまで大変ではありませんが、ムンバイ生活では渋滞を前提にスケジュールを考える必要があると感じています。

休日はプチ観光とカフェ

基本的には土日休みです。

土曜日は少しゆっくり起きて、まだ行ったことのない場所を見に行くなど、ムンバイをプチ観光することが多いです。

日曜日は近くのモールやカフェへ行き、比較的のんびり過ごしています。

赴任直後は休日でも、

「明日の仕事は大丈夫かな」
「この手続きはどうすればいいんだろう」

と考えることが多く、あまり余裕がありませんでした。

最近は仕事にも少し慣れてきたことで、休日を楽しむ余裕も出てきました。

家は想像以上にトラブル続き

今住んでいるアパートは、内覧した時の第一印象はかなり良かったです。

ただ、実際に住み始めてみると、今のところ住宅関係はトラブルが続いています(笑)。

特に困っているのが、

  • ゴキブリ
  • 小バエ
  • 排水口からの臭い
  • 湿気

です。

蚊については、夜寝ている時に出てきて睡眠を妨害されることもあります。

水回りでは小バエが発生することがあり、排水口から下水のような臭いが上がってくることもあります。

さらに湿度もかなり高く、使用している4Lの除湿機が一晩で満杯になることもあります。

日本に住んでいた時にはあまり意識しなかった問題なので、このあたりはムンバイ生活で苦労している部分です。

家事は便利なサービスに頼る予定

買い物については、やはりBlinkitが中心です。

必要なものをすぐ自宅まで届けてもらえるため、自分でスーパーへ買い出しに行く機会はかなり少なくなりました。

食事についても、SwiggyやZomatoを使えば自宅まで届けてもらえます。

日本のデリバリーサービスと比べると、比較的気軽に利用しやすい価格帯なのも助かっています。

洗濯については、日本にいた時から部屋干しが中心だったので、そこまで大きな違いはありません。

一方、掃除は日本にいた頃からあまり得意ではありません(笑)。

今後は部屋が汚れてきたタイミングで、Urban Companyなどの清掃サービスも利用してみようと思っています。

また、住んでいる建物では、ゴミを部屋の前に出しておけば回収してもらえます。

細かいことですが、こうしたサービスは自分のような面倒くさがりにとってはかなりありがたいです。

自炊を始めて、ようやく生活が整ってきた

日本から送っていた航空便が届き、鍋などの生活用品が揃ったことで、最近ようやく自炊を始めました。

自炊を始めた時に、

「やっと生活の基盤ができてきたな」

と一番強く感じました。

赴任直後はホテル生活で、食事もカップ麺やデリバリー中心。

その後アパートに引っ越しても、まだ荷物が届いていない状態でした。

そこから少しずつ物が揃い、仕事から帰って自分でご飯を炊いて料理をするようになったことで、ようやく「一時的に滞在している」のではなく、ムンバイで暮らしている感覚が出てきました。

まだ家のトラブルなどはありますが、仕事と生活の両方が少しずつ落ち着いてきて、赴任直後と比べるとかなり余裕が出てきたと思います。

一番苦労したのは食事だった

ムンバイで生活を始めて、この1か月で一番苦労したのは食事かもしれません。

これまでアメリカ、オーストラリア、イタリア、フランスなど海外へ行ったことがありますが、食事面でここまで苦労した経験はあまりありませんでした。

アメリカには学生時代に半年ほど住んでいましたが、多少お金を出せば、自分が食べやすいものや美味しいと思えるものを見つけることができました。

一方、インドではスパイス系の料理が苦手な人にとっては、食べるものを少し選ぶ必要があると感じています。

赴任直後はほぼカップ麺生活

赴任直後はホテルに滞在しており、食事はほとんどカップ麺でした。

到着してすぐは、仕事や新しい環境に慣れるだけでかなり疲れており、Swiggyなどのデリバリーサービスを試してみようという余裕もありませんでした。

そのため、最初の1週間ほどは、日本から持ってきたカップ麺にかなり助けられました。

1週間ほど経って、ようやく少し気持ちに余裕が出てきてから、Swiggyを使うようになりました。

インド料理は「食べられない」というより、まだあまり挑戦していない

インド料理については、「食べられない」というよりも、まだあまり積極的には挑戦していないというのが正しいです。

一度Swiggyでバターチキンカレーを注文してみましたが、かなり油が多く、想像していた以上にこってりした印象でした。

もちろんお店によって味は全く違うと思いますし、まだ食べていない料理も多いので、今後少しずつ挑戦してみたいと思っています。

日本食をほぼ毎日食べていた

アパートに入居してから日本からの荷物が届くまで、約2週間ほどありました。

その間は自炊する環境が整っていなかったため、ほぼ毎日SwiggyやZomatoで日本食を注文していました。

よく注文していたのは、

  • 豚の生姜焼き
  • カツ丼
  • ラーメン
  • マクドナルド

などです。

昼食も職場近くの日本食レストランかスターバックスを利用することが多く、結果的にほぼ毎日どこかで日本食を食べていました。

ムンバイでも日本食を食べること自体はできます。

ただ、日本で食べる料理と比較すると、

「何かが少し違う」

と感じることは多いです。

それでも、全く食べられないわけではなく、お店によっては比較的安心して食べられる料理もあります。

航空便が届いて、ようやく自炊を開始

食生活が大きく変わったのは、日本からの航空便が届いてからです。

鍋などの調理器具が届いたことで、ようやく自炊を始めました。

インドで鍋などを買うこともできましたが、2週間ほど待てば日本から届く予定だったため、新しく買わずに待つことにしました。

まだ自炊を始めてから数回しか料理していませんが、今のところ一番美味しくできたのは親子丼です。

日本にいる時と同じように、ご飯を炊いて、自分で味付けをして料理をすると、それだけでかなり安心感がありました。

日本の調味料は意外と手に入りにくい

実際に自炊を始めて感じたのは、日本からどれだけ調味料を持ってきたかで、作れる料理の幅が大きく変わるということです。

ムンバイでも醤油など、それっぽい商品は購入できます。

ただ、日本で普段使っていたものと比べると、味が少し違うと感じることがあります。

自炊を始めてからは、

  • 麺つゆ
  • みりん
  • 味噌

などを、もう少し日本から持ってくれば良かったと思うようになりました。

逆に言えば、基本的な日本の調味料さえ揃っていれば、現地で購入できる肉や野菜を使って、かなり日本に近い食生活を作れると思います。

食生活も少しずつ改善してきた

赴任直後はカップ麺やデリバリー中心だったため、食生活はかなり偏っていました。

最近は自炊を始めたことで、少しずつ野菜なども食べるようになり、食生活はかなり改善してきたと感じています。

赴任直後は食生活の変化もあってお腹の調子が安定しない時期もありましたが、最近は少しずつ落ち着いてきました。

まだ自炊生活は始まったばかりですが、仕事から帰ってご飯を炊き、親子丼を作っていると、

「ようやくムンバイで生活しているな」

と実感します。

1か月前の自分からすると、ムンバイの自宅で普通に親子丼を作っているとは思っていなかったかもしれません(笑)。

仕事と英語|最初は理解するだけで精一杯だった

インド赴任では、生活面だけでなく仕事面でも大きな変化がありました。

赴任初日は正直、何をしていいのか分からないという気持ちがかなり大きかったです。

一方で、海外赴任ということで日本にいた時より高い給与ももらっているため、

「何か成果を残さなければいけない」

という焦りもありました。

新しい環境、新しい人間関係、英語でのコミュニケーション。

色々な不安が一気に重なった状態で、インドでの仕事が始まりました。

日本では「なんとなく」で伝わっていた

日本で仕事をしていた時は、部下に対して少し抽象的な指示を出しても、ある程度ニュアンスを読み取って動いてくれることが多くありました。

例えば、

「この売場、もう少し見やすくしておいて」

と伝えれば、こちらの意図をある程度汲み取って対応してくれるようなイメージです。

一方、インドで仕事をするようになってからは、

「これを、こういう形で、ここまでやってほしい」

と、できるだけ具体的に伝える必要があると感じています。

もちろん人によって違いはありますが、少なくとも自分の場合は、曖昧な指示よりも、やってほしいことを細かく伝えた方がスムーズに進みます。

これはインドだからというより、言語も文化も違う環境で働く以上、**「相手が察してくれることを前提にしない」**ことが大切なのだと思います。

最初は相手の英語を理解するだけで精一杯

赴任直後は、相手が話している英語を理解するだけで精一杯でした。

そのため、

「自分はこうしたい」

というところまで伝える余裕があまりありませんでした。

それでも毎日同じメンバーと仕事をしていると、少しずつ使われる単語や話し方にも慣れてきます。

赴任から1か月経った今では、完璧ではありませんが、同僚や部下に対して自分から指示を出せるようになってきました。

最初は「何を言っているんだろう」と考えるだけだったのが、最近は、

「自分はこうしたい」

まで少しずつ言えるようになってきたことは、自分の中では大きな変化です。

一番苦手なのは電話

英語は毎日、ほぼすべての業務で使っています。

ただ、コミュニケーション手段によって難しさはかなり違います。

自分の場合は、

電話が圧倒的に一番苦手です。

会議であれば、事前に内容を確認したり、発表する内容を準備できます。

チャットやメールなら、分からない文章を翻訳することもできますし、自分が伝えたい内容を日本語で整理してから英語にすることもできます。

対面であれば、聞き取れない部分があっても、表情や身振り手振り、実際の物を見ながら何とか理解できます。

しかし電話は、音声だけでその場ですぐ理解して返答する必要があります。

今の自分にとっては、これが一番難しいです(笑)。

ChatGPTや翻訳ツールは仕事でかなり使っている

英語での仕事を進めるうえで、ChatGPTなどのAIツールにはかなり助けられています。

例えばメールが届いた場合は、その内容をそのまま読み込ませて日本語で意味を確認します。

そのうえで、

「こういう内容で返信したい」

と日本語で入力し、英語の返信文を作っています。

会議資料についても、まず日本語で自分が伝えたい内容を整理してから、実際に口頭で発表しやすい英語へ変換しています。

英語をまったく使わなくていいわけではありませんが、AIを使うことで、自分の英語力だけでは伝えきれない部分を補えるようになりました。

完璧な英語じゃなくても仕事はできる

自分の現在の立場では、社外との交渉や営業のようなコミュニケーションはそれほど多くありません。

そのため、今のところは完璧な英語を話せなくても、AIや翻訳ツールを使いながら仕事を進めることができています。

もちろん、社外との細かい交渉や高度な議論が中心の仕事であれば、もっと高い英語力が必要だと思います。

それでも、この1か月で感じたのは、

「英語が完璧になるまで何もできないわけではない」

ということです。

分からなければ聞き直す。

チャットなら翻訳する。

会議なら事前に準備する。

対面なら身振り手振りも使う。

使える方法を全部使えば、意外と何とかなるものだと感じています。

赴任直後は相手の話を理解するだけで精一杯でしたが、今では少しずつ自分の意見を伝えられるようになってきました。

まだ英語力そのものが大きく伸びた実感はありませんが、英語を使って仕事をすることへの抵抗感は少しずつ減ってきたと思います。

最初の1か月はトラブルの連続

インド赴任から最初の1か月は、振り返ってみると本当に色々なトラブルがありました。

大きな問題が一つ起きたというより、

SIM、FRRO、食事、住居、支払い

など、小さな問題が次々に出てくるイメージです。

その時はかなり面倒に感じますが、今振り返ると、ほとんどのことは笑い話になっています(笑)。

一番不安だったのは現地SIMが使えなかったこと

この1か月で一番大変だったことを一つ選ぶなら、現地SIMがすぐに使えなかったことです。

赴任前は、インドへ到着すれば現地SIMをすぐに使えると思っていました。

しかし実際には、会社側の手続きの関係で従業員番号が発行されるまでSIMを利用できず、開通まで約2週間かかりました。

通信が使えないと、

「会社や家族と連絡が取れなくなるのでは?」
「調べたいことがあっても検索できないのでは?」

という不安がかなり大きかったです。

幸い、事前に用意していたeSIMを追加購入することで乗り切ることができましたが、海外生活ではスマートフォンの通信環境が想像以上に重要だと実感しました。

食事も想像以上にストレスだった

生活面で一番しんどかったのは、やはり食事です。

赴任直後はカップ麺中心、その後はSwiggyやZomatoでデリバリーを頼む生活が続きました。

デリバリーは便利ですが、毎日利用すると食費も高くなりますし、同じようなメニューばかりになってしまいます。

自炊を始められるようになるまでの期間は、

「今日は何を食べよう」

と毎日考えること自体が少しストレスになっていました。

今は自炊できるようになり、この問題もかなり改善しています。

仕事は「最初の指示を出すまで」が大変だった

仕事面では、現地スタッフへ最初に指示を出すまでが一番ストレスでした。

赴任したばかりの頃は、

  • 誰に何を頼めばいいのか
  • それぞれどのような仕事を担当しているのか
  • どこまで任せられるのか
  • どのような伝え方をすれば動いてもらえるのか

が全く分かりません。

これは海外だからというより、日本でも新しい職場へ行けば同じだと思います。

ただ、そこに英語の問題も加わるため、最初はかなり神経を使いました。

一度実際に指示を出し、何度かやり取りをすると、その人の仕事の進め方や考え方も少しずつ分かるようになります。

1か月経った今では、最初と比べてかなりコミュニケーションを取りやすくなりました。

FRROは到着直後には少しハードルが高かった

手続き関係で一番大変だったのはFRROです。

インドに来たばかりで右も左も分からない状態なのに、決められた期間内に申請を進める必要があります。

しかも、当時は現地SIMもまだ使えませんでした。

分からない言葉や必要書類を一つずつ調べながら、人事にも確認して進めていきました。

海外赴任直後はただでさえ生活を立ち上げることで精一杯なので、そこに行政手続きが重なるとかなり大変です。

住居では排水周りのトラブルに苦戦

自宅では、排水周りのトラブルが一番嫌でした。

排水口から下水のような臭いが上がってきたり、水回りから小バエが発生したりします。

さらにゴキブリや蚊も出てくるため、

「家に帰れば完全に落ち着ける」

という状態になるまでには少し時間がかかりました。

日本ではあまり経験しなかった問題なので、最初はかなり気になりました。

500ルピー札でも「お釣りがない」

インド生活で地味に面倒だと感じるのが、現金で支払った時のお釣りです。

500ルピー札くらいであれば普通に使えるだろうと思っていましたが、お店によっては、

「お釣りがない」

と言われることがあります。

以前、400ルピー程度の買い物で500ルピー札を出した時にもお釣りがないと言われ、結局カードで支払ったことがありました。

日本の感覚だと少し不思議ですが、こういう小さな違いも「インドに来たな」と感じる瞬間です(笑)。

移動は意外とすんなり慣れた

一方、想像していたより楽だったのが移動です。

Uberは比較的安く利用できますし、地下鉄も自分が利用した範囲では安心して乗ることができました。

もちろん、以前Uberを利用した際に、降りる時に追加で50ルピーを求められたこともありました(笑)。

それでも、移動手段そのものに困ることは今のところほとんどありません。

結局、過ぎてしまえばほぼ全部笑える

この1か月を振り返ると、

SIMが使えない。

FRROが分からない。

食事に困る。

家に虫が出る。

お釣りがない。

など、本当に色々ありました。

ただ、その時は大変でも、問題が解決してしまえば、

「そんなこともあったな」

と笑えることがほとんどです。

そして、この1か月で一番助けられたサービスを一つ選ぶなら、間違いなくSwiggyです。

自炊できない時期にSwiggyがなければ、食事面は本当に困っていたと思います。

それでも今のところ、

「もう無理、日本に帰りたい」

と思ったことはありません。

だからこそ、1か月経った今、

「苦労はあるけれど、何とかやっていけそう」

と少しずつ思えるようになってきました。

1か月住んで分かったムンバイの良いところ

ここまで、食事やSIM、FRRO、住居のトラブルなど大変だったことを多く書いてきました。

ただ、実際に1か月生活してみると、ムンバイには「これは便利だな」「思っていたより良いな」と感じる部分もかなりあります。

Blinkitは日本より便利だと感じることもある

生活面で一番便利だと感じているのは、やはりBlinkitです。

食料品や日用品をアプリで注文すると、早ければ10分程度で自宅まで届けてくれます。

この前も料理をしている途中で、

「砂糖を買い忘れた!」

と気づいたのですが、Blinkitで注文すると8分ほどで届きました。

日本でもネットスーパーやデリバリーサービスはありますが、日常のちょっとした買い忘れまでここまで短時間で届けてもらえるのは、かなり便利だと感じます。

ムンバイ生活で「これは日本より便利かも」と思ったものを一つ挙げるなら、今のところBlinkitです。

インド人は明るく、話しかけてくれる人が多い

インドへ来る前は、正直なところインド人の人柄について具体的なイメージを持っていませんでした。

しかし、毎日同じ人たちと仕事をするようになると、向こうから色々と話しかけてくれることも増えました。

自分が接している範囲では、明るくフレンドリーな人が多いという印象です。

英語についても、自分が理解できていなさそうな時には、別の言葉に言い換えて説明してくれたり、会議の後で改めて説明してくれたりします。

自分の方が役職上は上ということもあるかもしれませんが、少なくとも今のところ、コミュニケーション面で嫌な思いをすることはほとんどありません。

街には若い人が多く、エネルギーを感じる

ムンバイを歩いていると、若い人や子どもが多いことにも気づきます。

日本と比べると街全体に若さがあり、活気を感じます。

また、インドらしいなと思うのが、人と動物が自然に同じ空間で生活していることです。

野良犬が道路の真ん中で普通に寝ていたり、人のすぐ横を動物が歩いていたりします。

最初は少し驚きましたが、最近は、

「今日も普通に寝てるな」

くらいの感覚になってきました(笑)。

数十ルピーのチャイで「インドに馴染んできた」と感じる

インド生活で個人的に好きなのが、街で気軽に飲めるチャイです。

数十ルピー程度で飲める店もあり、現地の人に混じってチャイを飲んでいると、

「自分も少しインドに馴染んできたな」

と感じます。

高級なレストランやモールも便利ですが、こうした日常の小さな体験の方が、「インドで暮らしている」という実感につながる気がします。

物価は何でも安いわけではない

インドというと、何でも安いイメージを持つ人も多いと思います。

実際、Uberやチャイなど、日本と比べて安いと感じるものはたくさんあります。

一方で、駐在員が普段購入するような品質の食品や日用品、レストランなどは、思っていたほど日本と価格差がないと感じることもあります。

特に輸入品や高品質な商品を選ぶと、日本と同じくらいか、それ以上に感じるものもあります。

そのため、

「インドだから生活費はとにかく安い」

と一括りにはできないと思います。

海沿いを歩く時間も気に入っている

ムンバイで「ここが一番好き」と言える場所は、まだそこまで見つけられていません。

ただ、海沿いをゆっくり散歩する時間は気に入っています。

大都市の中にいながら海を眺めて歩けるのは気持ちが良く、休日に少しリフレッシュできます。

今後はムンバイ市内だけでなく、特急電車などを利用して、少し郊外へも行ってみたいと思っています。

日帰りや1泊2日程度で、ムンバイとはまた違う、よりローカルなインドを感じてみたいです。

インド赴任を受けて良かったと思う

まだ赴任して1か月ですが、今の時点ではインド赴任を受けて良かったと思っています。

理由は、インドでの経験そのものもそうですが、

「自分はどこに行っても、意外と何とかやっていけるかもしれない」

という自信につながり始めているからです。

仕事も生活も、初めてのことばかりです。

リキシャに乗ること一つとっても、日本にいたら経験しなかったかもしれません(笑)。

大変なことも多いですが、それ以上に、毎日の出来事が新鮮です。

この経験は、インドに来なければ得られなかったものだと思います。

赴任1か月を終えて|これからやりたいこと

インドに来てから1か月。

赴任初日と比べて一番変わったのは、日常のいろいろなことを楽しめる余裕が出てきたことだと思います。

最初は仕事を理解すること、生活を整えること、各種手続きを進めることで精一杯でした。

最近は、職場でのちょっとした会話や、自炊、休日のお出かけなども楽しめるようになってきました。

「仕事に行って、家に帰る」が普通になってきた

生活面で一番慣れたと感じるのは、

仕事に行って、家に帰ってくること

です。

文字にすると当たり前ですが、海外赴任直後は、この普通の生活を作ること自体が意外と大変でした。

通勤、仕事、食事、買い物、家事。

一つずつ慣れていくことで、ようやく日常が日常らしくなってきたと感じています。

次は食生活をもう少し整えたい

今後、生活面で一番改善したいのは食事です。

自炊を始める前は、デリバリーや外食が中心で、1日5,000円ほど食費に使うこともありました(笑)。

今後は自炊を増やして、

  • 食費を少し抑える
  • 野菜をもっと食べる
  • 栄養バランスを整える

ことを意識したいと思っています。

特に、まだ食べ慣れていない野菜も多いため、インドで手に入る食材の中から、自分が食べやすいものを少しずつ開拓していきたいです。

英語はリスニングと単語力を伸ばしたい

英語については、毎日使っているものの、自分ではまだ「かなり伸びた」という実感はありません。

ただ、仕事で使う頻度は日本にいた時とは比べものにならないため、少しずつ慣れてきているとは思います。

次の1か月は、特にリスニング力と単語力をもう少し伸ばしたいです。

今よりも少しでも、「聞き取れなくて困る場面」が減れば、仕事のストレスもかなり軽くなると思います。

ムンバイ近郊にも出かけてみたい

プライベートでは、ムンバイ近郊への小旅行をしてみたいです。

日帰り、もしくは1泊2日くらいで、電車などを使って少しローカルな地域へ行ってみたいと思っています。

ムンバイ市内は少しずつ見て回れているので、これからはもう少し違うインドも見てみたいです。

市内では、まだ行っていないHaji Aliにも行ってみたいと思っています。

インド以外の国にも旅行してみたい

3か月後くらいには、インド生活にさらに慣れて、英語面での苦労も今より少なくなっていたいです。

また、せっかく海外赴任しているので、インド以外の国への旅行もしてみたいです。

最近は、バンコクへ日本食を買い出しに行くという目標もあります(笑)。

日本に住んでいた時とは違う場所から海外へ旅行できるのも、海外赴任ならではの楽しみだと思います。

最初の1か月は「インドに慣れる期間」だった

振り返ると、この1か月は、

インドに慣れるための1か月

だったと思います。

仕事も私生活も、やはり新しい環境に慣れるまでにはある程度時間が必要でした。

SIMが使えない。

食事に困る。

FRROが分からない。

家に虫が出る。

英語が聞き取れない。

最初は一つ一つが大きな問題に感じました。

それでも、対応しているうちに少しずつ普通になっていきます。

今では仕事から帰って、自分でご飯を炊いて、料理をする生活までできるようになりました。

赴任前の自分に一言伝えるなら、

「大丈夫。1か月後には仕事から帰って、ムンバイの家で親子丼を作ってるよ」

と言いたいです(笑)。

そして、これから海外赴任する人へ一言だけ伝えるなら、

「成せばなる。」

最初は分からないことだらけでも、一つずつやっていけば意外と何とかなる。

この1か月を通して、今はそんなふうに感じています。

Aki

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